yamadamn’s blog

IT関連技術で経験したこと・気になったことをたまに書きます

5/17 Oracle Code Tokyo, 5/18 JJUG CCCアンカンファレンスでOpenJDKディストリビューションの選び方について話してきました

タイトル通りのイベントで話してきました。

ひとまずTogetterでまとめてありますので資料などもそちらからどうぞ。

ここ半年以上追ってきたトピックであり、ツイートしてきた内容の集大成かなと個人的には思っています。 GW10連休の前半は関連するツイートをまとめて、後半に資料に起こした感じですね。 おかげさまで「OpenJDKソムリエ」タグのつくまとめが多く出来上がりましたw

togetter.com

セッション資料の裏表紙にも記載しているのですが、これらはJava関連コミュニティの方々や関係者各位も含め、 多くの皆様とのやり取りやご協力によって生まれたものです。改めて感謝を申し上げます。

残念ながらまだJava/JVM界隈では混乱がしばらく続きそうですので、もし地方の勉強会やカンファレンスでも需要があるようでしたら、OpenJDKソムリエ出張編として伺いますのでお気軽にお声がけください!


さて、簡単にですが当日2日間を振り返ります。

5/17 Oracle Code Tokyo

Oracle Code Tokyoの前身であるJava Day Tokyoに2015年にスポンサーセッションで登壇した以来の大きなイベントでした。

今回は参加者層も2015年とはまったく異なりましたが、おかげさまで満員御礼となりました。

Java界隈の強い面々が前列に集まり、始まるまではかなり緊張しましたが、多くの方に興味を持って参加いただいたようで何よりです。


実は「www.oracle.co.jp」ドメイン内で、はてなブックマーク数順としては1・2番目とも私の資料となりました。 2015年のセッション資料の方がまだ数が多いのですが、間違いなく今回の方が力を入れているつもりです。

b.hatena.ne.jp

登壇の機会を与えていただいた日本オラクル伊藤敬さんや関係者の皆様ありがとうございました。
また、今まで直接面識がなくTwitterでやり取りしていた方々も当日のイベントに来ていただいてご挨拶できたり、その後の飲み会も盛り上がり、楽しい一日を過ごすことができました。

若干心残りだったのは英語インタビューの承諾が遅れてしまった(割と直前の案内なのに締切早すぎでしたが…)ために、当日に受けれなかったことと、メディアスポンサーが多かったにも関わらず、私のセッションには誰も取材に来てくれなかったことですかね。後者について大手メディアの影響はやはり大きいもので、Oracle側の主張しか取り上げないことで "Java 有償化"の「誤解」が今も続いている状態を度々観測しています…

5/18 JJUG CCC

JJUG CCCセッションも今はかなり激戦区となってしまいましたが、2013 Fall以来の話す側としてアンカンファレンスにネタを出してみました。
前日のイベントでは基本的に一方通行で内容をお伝えする側でしたが、あまり公の場では話せないような、ある程度ぶっちゃけた各ディストリビューターの動向を話したり、参加者の方々の意見なども聞いてみたかった次第です。

CCC初参加者向けのランチセッションで、実行委員長(前会長)の鈴木雄介さんから、いきなり「OpenJDKソムリエ」の紹介(?)があったらしいのには驚きましたw

ちなみに持田さんは「OpenJDKソムリエ」の名付け親です。


前日のOracle Code TokyoとJJUG CCCでは参加者層も異なり、アンカンファレンスのテーマにも多くの方が投票していただいたおかげで、こちらも盛況となりました。 司会進行を務めていただいた寺田佳央さんをはじめ、スタッフの皆様や参加者の皆様ありがとうございました。

寺田さんには前日のイベントにも参加いただき、当日にはうまく伝えられなかったのですが、各OpenJDKディストリビューションを調べているモチベーションは次のような感じです。

セッションやTogetterまとめの隠れテーマでもあるのですが、Java/JVM関連コミュニティやエコシステムの重要性は本当に大きいと感じており、微力ながらも貢献できれば幸いです。

もちろん他のセッションや懇親会も非常に楽しかったです。JJUG CCCの二次会に行ったのも数年ぶりな気がしますが、おかげで海外のJava Championをはじめ多くの方と話す機会が得られたのは貴重な機会でした。

今後もJJUGでは英語セッションを増やしていく方向性のようなので、ますます英語を頑張らないとなぁ、とは思っていますが、私個人としては日本ファースト(?)の精神で当面は頑張りたい気もしています。


どちらのイベントも共通することですが、一参加者としてだけではなく、登壇する側やスタッフに回ると、(大変ですが)より楽しめることを実感した二日間でした。

過去の経緯なども振り返ろうと思ったのですが、あまりに長くなってしまうので別の機会に。